宗教科では、中学時においては聖書や「南山生の祈り」を通して一人一人がもつ尊さ、かけがえのなさに目を向け、それを尊重する人になることを目標とします。キリスト教の基礎やイエス・キリストの生涯、キリスト教精神に基づく「愛」などを学び、それをどのように日常生活に生かしていくかを考えます。高校では3年間（週１時間）「宗教倫理」という科目の中で、キリスト教に限らずギリシャ・中国・仏教思想・西洋近現代思想も学び、外来思想と日本の伝統的思想の関わりや、現代の倫理的課題にも取り組みます。その中で、「人間の尊厳」という理念に適った生き方がどのようなものであるかをともに考えていきます。
またクリスマス聖式や中１クリスマス修養会、中２静修会などの宗教行事においてカトリックの司祭やシスターの講話を聴き、自分自身を見つめる機会も多くあります。
（女子部のキリスト教精神による教育）
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