学校法人 南山学園 南山高等学校・中学校女子部Nanzan Girls’ Junior & Senior High School

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朝のこころ(2018年10月15日)

2018.10.15News

今週は、ピーター指導司祭による「朝のこころ」です。

2018年10月15日 朝のこころ

「学校祭を振り返って」

 おはようございます。どうぞ挨拶して、ご着席ください。

前夜祭から始まった今年度の学校祭の一連の行事が、先週行われた体育祭をもって、無事終わりました。お疲れさまでした。中1の皆さんにとって初めての学校祭、高3の皆さんには最後の学校祭という特別な思いで、そして他の学年の皆さんにとっても何かのそれぞれの思いで今年度の学校祭を過ごしたのではないかと思います。そのように過ごした学校祭が、一人ひとりにとってどういう行事だったか、何を学んだのか、今一度振り返っていただきたいと思います。各パートや部活、クラスや学年などで振り返りや反省会等が行われたかもしれませんが、一人ひとりの個人としての振り返り、今年度の学校祭から学んだことを見つけて、これからの成長につなげていただきたいです。

 ご存じのように、すべての学校行事のうち、学校祭はもっとも大きな行事ですが、すでに1学期の初めから、生徒会の執行部をはじめ、一人ひとりが様々な準備に取り組んできました。会議や話し合い、練習などのために長い時間をかけて来た中で、おそらくいろいろなことが起こったのではないかと思います。もちろん楽しいことが多かったと思いますが、意見の違いでもめたりして嫌だとか、ダンスなど苦手(にがて)で練習が大変だということもあったでしょう。今年の学校祭が最後というとても寂しいと言ってくれた高3の人も、初めての学校祭でとても楽しみですと中1の人からも聞きました。また、今年の学校祭に議員や委員などという役職で関わった人が、貴重な体験としてやってよかったと感想を聞かせてくれました。いずれにせよ、皆さん一人ひとりがそれぞれの思いで、様々な形で学校祭に関わったと思いますが、そのすべての体験を振り返って、これからの成長につなげて生かしていただきたいです。

 学校祭は、前夜祭から、文化祭発表、体育祭まで競争して賞を目指すということもあって、結果的には入賞したクラスもあれば、入賞に入らなかったクラスもありますが、何よりもクラスの一団結力を高め、お互いに助け合い、学び合う機会であることを忘れてはいけません。そのために、喜びも、悔しい気持ちもみんなで分かち合い、学校祭を通してクラスとしても個人としてもますます大きく成長することを期待しています。

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