～学園創立以来、南山の教育活動を支えてきた支援団体です～

（１）南山中学高校友の会（通称「友の会」）とは

昭和の初め、ヨゼフ・ライネルス神父が名古屋･八事の地に新しい人間教育の学校を作ろうと孤軍奮闘する姿を見て、近隣に住む方々が「外国人の神父さんが日本人の教育のために努力してくれている。私たちも何か協力することはできないか。」との思いを抱き、ライネルス神父の後継者アロイジオ・パッヘ神父とともに、南山学園の発展のために立ち上げられたのが「友の会」です。その後、南山という学校の教育方針に賛同し、南山という学園を愛してくださる方々による善意の団体として続いてきました。他の学校には無い、地域と共に真摯に人間教育に努めてきた南山ならではの組織です。現在は、近隣の皆さまのほか、在校生や卒業生とその父母など、この会の趣旨を受け継いでくださる方々の尊い浄財で運営されていて、在校生父母の会である「育友会」、卒業生の会である「常盤会」と共に南山の教育を支える三つの外郭団体の１つになっています。

1932 年の学園創立以来、南山の教育活動は、こうした方々の思いに支えられてきたのです。

（２）「友の会」の活動

1950年の設立以来、教育の充実と家計不如意の生徒の学資補助のための援助を続けてくださいました。現在も、主な活動として以下の４つに取り組んでくださっています。

①奨学金給付

在学中、家庭環境の急変などにより家計の状態が苦しくなった生徒に対して、奨学金の給付を行っていただいています。

②友の会文庫

図書館の書籍購入の補助をしていただいております。南山生の高い知識欲求に応えられる環境を整えるために、毎年多大な協力をいただいています。

③緑化補助

八事の森の中にある南山ですが、都市化が進み街中の緑も少なくなってきました。生徒たちが潤いのある学園生活を送れるよう、学校内に緑を増やす活動をしていただいています。

④部活動等補助

部活動や諸団体が顕著な成績を収め全国大会等に出場したとき、その費用を援助していただいています。近年の部活動の躍進を支えてくださっています。

こうした活動は、年に二回発行される機関紙『南悠』で在校生にお知らせしています。

（３）この善意の輪にお加わりください！

「友の会」は、学校に対する日常的な支援活動を行うための組織です。その活動の原資は、会の趣旨にご賛同いただき会員になってくださった皆さまの会費です。ライネルス神父によって始められた南山の教育活動がこの先もゆたかに発展することができるよう、ぜひともこの「友の会」の一員にご参加ください。

「友の会」の趣旨にご賛同の上、会費をご納入いただきますと同時に、「友の会」への入会とさせていただきます。詳しくは、下記までご連絡をお願いいたします。

会費振込用 ゆうちょ銀行口座：00880-2-54307 南山中学高校友の会
年 会 費：一口5,000円～　※お一人様何口でもご協力いただけます。
連 絡 先：南山中学高校友の会事務局
〒466-0838 名古屋市昭和区五軒家町6 南山学園内
電話 / FAX （052）833-6960

Seid edel, true und gut

（高潔忠実にして善良なるべし）

南山学園創立者ヨゼフ・ライネルス師