学校法人 南山学園 南山高等・中学校女子部Nanzan Girls’ Junior & Senior High School

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朝のこころ(2019年2月18日)

2019.02.20News

今週は、ダシオン校長による「朝のこころ」です。

2019年2月18 朝のこころ

「バレンタイン・デー」

 先週、2月14日に、世界中の人々が「バレンタイン・デー」を祝いました。

終わってしまったお祝いを、もう二度と触れたくはありませんが、日本では、来る3月14日にも「ホワイト・デー」があるため、このテーマはまだまだ間に合っているかと思います。

このお祝いのもとを正せば、2月13日に、カトリック教会の中で記念される聖バレンティノ神父の生き方をしのぶためのものです。

バレンティノ神父は3世紀中頃、ローマ教会の中で人望が厚く、人徳にもすぐれていました。彼は、この時代に、ローマ帝国から迫害を受けたキリスト教の信者たちを保護し、彼らの解放のために勇敢に闘いました。当時、ローマ帝国を君臨していたクラウジオ皇帝は、教会をつぶすにはこの神父をくじくことだと考え、バレンティノ神父を捕らえさせて、牢屋に入れました。そして720年2月14日に、クラウジオ皇帝の命令によって、フラミノの会堂でバレンティノ神父は殉教の死を遂げました。

 「バレンタイン・デー」とチョコレートやほかのプレゼントとのかかわりの歴史は定かではありませんが、このお祝いの意味は、この聖人の名前に隠されています。

「バレンタイン」というのはラテン語のバレンティヌス(Valentinus)を英語化した人名であり、「健康な人」「力強い人」「勇気のある人」の意味です。バレンティヌスと呼ばれた人は、いかなる場合でも、健全に生きること、そして自分の人間としての尊厳を、勇気をもって守りきる人のことです。ちなみに、女性の場合はバレンティナ(Valentina)になります。

 「バレンタイン・デー」に、私たちの思いと心は、チョコレートやその他のプレゼントに走るのではなく、まず、自分にもほかの人にも、神さまが、健康と力強さと勇気の恵みを与えてくださることを祈るのが、このお祝いの本来の目的なのです。そのことを心にとめて、この日のことを考えてみてください。

 神様よ、わたしたちの心にも体にも、健康の恵みをお与えてください

 神様よ、わたしたちに十分な力を与え、日々の努力に相応しい報いをお与えてください。

 神様よ、わたしたちにあらゆる困難や苦しみに立ち向かう勇気をお与えてください。

 アーメン。