学校法人 南山学園 南山高等学校・中学校女子部Nanzan Girls’ Junior & Senior High School

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朝のこころ(2018年4月16日)

2018.04.17News

今週は、ダシオン校長による「朝のこころ」です。

2018年4月17日 朝のこころ

「おはようございます」

みなさん、おはようございます。

 こうして、新しい朝を迎えるたびに、呼吸のように、自然と、わたしたちは、この「おはようございます」の挨拶を交わしています。

 人間のからだは、太陽の光をあびて、目覚める、と言われますが、魂と心の目覚めは、「おはようございます」の挨拶によるものだと思っております。

 朝の光が、新しい一日の始まりとなれば、この挨拶は、私たちの輝かしい、新たな誕生を気づかせてくれること。

 「昨日の自分は」もう、ここにはいません。「生まれ変わったのだ」、という思いを、芽生えさせてくれるのです。

 過ぎ去った「昨日」を悔やむより、今、与えられた新しい一日を、感謝をこめて受けとめることが大事ではないでしょうか。

  さだまさしさんの歌「道化師のソネット」に次の歌詞があります。

  「僕たちは小さな舟に哀しみという荷物を積んで

   時の流れを下ってゆく舟人たちのようだね、

   僕らは別々の山をそれぞれの高さ目指して

   息もつかずに登ってゆく山びと達のようだね」

 わたしたち、一人ひとりには、夢や目標というものがあります。「おはようございます」という挨拶は、これらの夢や目標の達成のために、進んでゆく道を平らにしてくれることはできませんが、達成できるまで、あきらめることなく、努力いけることを応援してくれる、あたたか~い挨拶なのです。

 今、近くにいるお友達・仲間・同僚、と顔を合わせて、にっこりと「おはよう!」と、挨拶を交わしてください。せめて、この一日を、共に力強く過ごしていけるために。

「おはようございます!」

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