かけがえのない自分と向き合う学びを
新たな価値の創造を目指して
南山女子部では「高い人格」「広い教養」「強い責任感」という三つの校訓に従い、キリストが教える愛に根差し、愛へと向かう人格形成を目指しています。そのためには物事の上辺や目の前の結果にとらわれることのない、真理を探究し本質を理解しようとする自己研鑽の態度が求められます。本校の「総合的な学習(探究)の時間」において、生徒たちはそれぞれの成長に合わせて、自ら課題を見出します。自分自身と向き合い、そして他者と関わりともに学ぶ中で、本当の学びの喜びを知り、社会における自分の役割を認識します。過去から未来へつながる、広く限りない世界の中にいる “私”を知り、「かけがえのない自分と向き合う」こと、これが本校の「総合的な学習(探究)の時間」の目標です。
中1・中2
主体的・協働的な学びを通じて探究の基礎を学ぶ
中学1・2年次には主にグループワークなど協働的な学びを行い、主体的に学ぶ姿勢やコミュニケーション能力の育成を目指します。自分の意見を言葉にして相手に伝え、さまざまな立場の人の意見を正しく聴くことを心がけて取り組みます。具体的には「東山動物園実習」や「新しい大学入試問題」、「SDGsでソーシャルチェンジ」などのプログラムを行います。
東山動物園実習(中1)
理科をはじめ各教科と連携して東山動物園で実習を行います。グループで調査活動を行い、動物の進化や、野生でのヒトとの共存について考え、スライドで発表します。ネットの情報に頼らず、自分の目で見て自分の頭で考える力を養います。
中3・高1前半
社会の中での自らの役割を考える
中学3年から、それぞれの進路・キャリアについての考えを深めていきます。将来への視界を広く持ち、自分の可能性や社会での役割について考えていきます。具体的には高1で進路部と実施する「キャリア・トライアル」などを通じて、学内にとどまらない広い世界を体験していきます。
企業訪問(中3)
自分たちで訪問先を検討し、アポイントも取ります。いろいろな職業の方のお話を伺うことで、社会に対して新たな視野をもつことができます。社会で活躍する方から受け取ったメッセージを糧にして、自らの進路をより具体的に考えていくきっかけとなります。(2026年度は実施内容検討中)
高1後半・高2
『広い教養』を身につけ、真理を探究する人となる
ひとりひとりの興味関心をもとに、探究活動に取り組みます。自ら設定したテーマについて研究し、プレゼンテーションやレポートを仕上げていきます。1年ほどの時間をかけて、じっくりと一つの課題に取り組み完成させていくことで、南山女子部の目指す『広い教養』を身につけていきます。また、高2の後半では、研修旅行の目的である「平和の意味を考える人となる」ことも目指します。
リサーチペーパー(高2)
それぞれが自らの興味関心に基づいて研究テーマを考え、ここまでの探究活動で培った思考・研究方法を活かして文献調査やフィールドワーク・インタビューなどで資料を集め、レポートを完成させていきます。その成果は、ポスターセッションで学年の枠を超えて共有します。一年間かけて取り組むことで、日頃から自分自身と向き合うきっかけを増やし、社会において自分がどのような役割を担えるのかを探ります。
